ドロドロ血液と食生活の関係は、よくわかってきました。
食べ過ぎず、塩分を控えて、緑黄色野菜や海藻類を食べることが大切でしたね。
でも、食生活を変えるには、「やるぞ!」という強い意志と、それを続ける根気がないとなかなか続かないんですよね。
「今日ぐらいはいいか(笑)」とか、
「わかってはいるけど、なかなか実際には始められない…」ものですよね。
そんな時、カンタンに食生活に取り入れやすい食材があります。
それが日本でも昔から愛されてきた食品、お酢なんです。
お酢は、一万年前から存在する最古の調味料の一つとも言われ、世界中にお酢を使った料理があるほど人類にとって身近な存在です。その効果としても、疲労回復や消化吸収をよくしたり、殺菌作用があったりと、幅広い効果があります。
このお酢が、血圧にとっても強い味方となってくれるんですね。
お酢に含まれている「クエン酸」は、血液の中の血小板が固まるのを防いでくれる働きがあります。つまり、血がドロドロになるのを防いで、血を流れやすくしてくれるんですね。
しかもお酢の効果はこれだけではありません。お酢を飲むと、身体の中に「アデノシン」という物質が発生します。このアデノシンは、狭くなった血管を広げて、血液を流れやすくしてくれるんです。
つまり、お酢は血管を広げて、血をサラサラにして流れやすくしてくれる。
だから血圧にいいんですね。
ちなみに、お酢には原料や作り方によって色々な種類があります。お米が原料の米酢、玄米を原料とする黒酢、沖縄の酒・泡盛の酒粕が原料のもろみ酢、果物が原料でジュースのように飲める果実酢など様々ですので、飲みやすい方法で試してみて下さい。
ちなみに、大手お酢メーカーの実験でお酢のよさを実証した下記のようなデータがあります。
高血圧の人が、毎日お酢を飲んで血圧の変化を調べた所、飲み始めてから1〜2週間ほどで血圧が下がり始め、1ヶ月半ほどで最高血圧が、10〜20弱ほど下がったという結果です。
まさしく、「継続は力なり」。これなら、「カンタン」で「すぐできる」やり方ですね。毎日続けてお酢を飲む、ぜひ試してみて下さい!
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